このブログを読む前に,このシリーズは私の作業ログとなっています。情報は全て私の体験談と感想を記載されているものであり,該当するサービスなどを批判するものではありません。尚,長文となっておりますのでお気を付け下さい。
前回のおさらい
初めにGoogleの文章生成AI「Gemini」を使用してロードマップを作成した。以下がそのロードマップの内容です
目標設定とニッチの選定(1日目~3日目)ブログの準備(4日目~7日目)- コンテンツ作成(8日目~30日目)
- アフィリエイトプログラムへの登録(14日目~17日目)
- 集客とSEO対策収益化と分析(毎日)
- コミュニティへの参加(随時)
今回はこの中の,3番「コンテンツ作成(8日目~30日目)」を行なっていきます。
ロードマップについて詳しくは,こちらのブログを参照していただけると分かりやすいです。
コンテンツ作成の開始!
氷河期世代の私がブログを書くにあたって,プロに勝つには,アシスタントが必要!時代の流れから生成AIの有用性は言うまでもない。20代だろうと40代だろうとアシスタント(先生)が良ければ全て解決されるだろう。まずアシスタントである生成AI(AI)探しを行う。
Gemini先生が悪いというわけではなく,より優れたものを探すのは当然の流れである。
あらためて,生成AIを考え直す
最初に生成AIの概要を押さえたいので,人気のLLM(大規模言語モデル)を調べてみます。
(以下の内容は各社の生成AIから抽出された結果が含まれています。)
- GPTシリーズ: OpenAIが開発したモデルで、特にGPT-4が有名です。
- Claude: Anthropicが開発したモデルで、倫理的なAI開発を重視しています。
- Gemini: Googleが開発したモデルで、マルチモーダル機能が特徴です。
人気のLLM(大規模言語モデル)比較表
以下は、現在人気のある大規模言語モデル(LLM)の一覧とその特徴をまとめた表です。各モデルのパラメーター数、機能、強み、コストなどを比較しています。
モデル名 | パラメーター数 | 機能 | 強み | コスト | 精度 |
---|---|---|---|---|---|
GPT-3.5 Turbo | 175B | テキスト生成 | 出回っている情報量が多く、使いやすい | 無料 | ◎ |
GPT-4 | 1.5T(推定) | マルチモーダル | GPT3.5より高精度 | 月20$ | ◎ |
Google Bard | 1.37T | LaMDA+Google検索 | Googleアカウントがあればすぐに使える | 無料 | ◯ |
BingAI | 1.5T(GPT4と同じ) | GPT4+Bing検索 | GPT4が無料で使える(回数制限有) | 無料 | ◯ |
ELYZA-japanese-Llama-2-7b | 7B | テキスト生成 | 日本語LLM | 無料 | △ |
Qwen-7B | 7B | テキスト生成 | 膨大な学習データ及びトークナイザ | 無料 | ◯ |
japanese-stablelm-instruct-alpha-7b-v2 | 7B | テキスト生成 | 日本語LLM | 無料 | △ |
Weblab-10B | 10B | テキスト生成 | 日本語LLM | 無料 | △ |
OpenCALM-7B | 7B | テキスト生成ファイル読み込み可能 | 1度に読み込めるトークンの量が多い | 無料 | ◎ |
Claude 2 | 52B(不明) | テキスト生成ファイル読み込み可能 | 1度に読み込めるトークンの量が多い | 月20$ | ◎ |
この表は、各LLMの特徴を簡潔にまとめたものであり、用途やニーズに応じて最適なモデルを選ぶ際の参考になります。詳細な比較や実際の使用感については、各モデルの公式ドキュメントやレビューを参照してください。
私が2年前に調べた時からあまり変わってないなぁ。ちょっとデータが古いかなぁ(Geminiがbardってなってるし・・・。)
私の苦手な海外の情報を見てみよう。(参照元:vellum 2024/02/26掲載)
上位10のLLMモデルのベンチマーク全体の像がこちらです
現在,LLMで注目されている指標
・MMLU -マルチタスクの精度
・HellaSwag -推論
・HumanEval -Pythonコーディングタスク
・BBHard -将来の機能のためのプロービングモデル
・GSM-8K-小学校の数学
・数学 -7つの難易度レベルの数学の問題
私が文章作成などのアドバイスが欲しいので,「マルチタスクの精度」と「推論」の高いモデルが良さそうだなぁ。
最新の大規模言語モデル動向(2024/08現在)
- GPT-4oとGeminiの進化: マルチモーダル機能(画像処理)の向上が注目されています。
- LLMの倫理的な利用: プライバシーや倫理に関する議論が続いています。
- 新しいトレーニング手法: より効率的なトレーニング手法が開発されています。
- LLMの商業利用: 企業によるLLMの活用が進んでいます。
- LLMの研究開発: 大学や研究機関での研究が活発化しています。
生成AIのエンジンの部分は大体理解したので,次に進もう。
使用する生成AIツールとして3つの候補から選ぶ!
冒頭で紹介された3社のモデル,GPT-4o・Gemini・Claudeの3つから検討していく,こちらについて情報をもう少し集めてみよう。
GPT-4oの特徴
開発者: OpenAI
自然言語処理: 高度な自然言語処理能力を持つ
多言語対応: 多言語での対応が可能
データ保護: データ保護に優れている
クリエイティブタスク: 創造的な文章やアイディアの生成に適している
Geminiの特徴
開発者: Google
画像処理: 画像やビデオのデータ処理に優れている
トークン数: 数百万のトークンを処理可能
研究目的: 主に研究目的で構築されている
エコシステム: Googleの豊富なエコシステムを活用可能
Claudeの特徴
開発者: Anthropic
日本語生成: 日本語の自然な文章生成に優れている
大量データ処理: 大量の文字数を処理可能
資料同時読み込み: 複数の資料を同時に読み込むことが可能
コード生成: 高度なコード生成能力を持つ
各サービスの料金
- GPT-4o: 月額$20の有料版あり
- Claude: 月額$20の有料版あり
- Gemini: 特定の用途に応じた効率的なコストパフォーマンス
- 無料版: GPT-4oとClaudeには無料版も存在
- 有料版の利点: 高度な機能やモデルが利用可能
精度とスピード
- Claude: 日本語の文章生成において高い精度
- GPT-4o: 多言語対応での精度が高い
- Gemini: 画像認識において優れている
- 処理速度: ClaudeのHaikuモデルは超高速
- リアルタイム性: リアルタイム処理にはClaudeが適している
3つの生成AIの選び方のポイント
- クリエイティブな文章生成: GPT-4oが適している
- 画像処理: Geminiが最適
- 日本語生成: Claudeが優れている
- 大量データ処理: Claudeが適している
- 用途に応じた選択: 各ツールの特徴を考慮して選ぶ
文章を作成していくためには,GTPかClaudeが良さそうだ。
早くに理解してれば,ロードマップもGeminiで作ることは無かっただろう。
GMOインターネットグループの「教えて.AI」で 1発で各サービスを比較する
偶然見つけたGMO社のモデル比較ができるサービスがあると情報をキャッチ!調べてみよう。
そもそも,「教えて.AI」は、ChatGPTやGeminiなどの生成AIモデルに対して、ユーザーの意図に沿った結果を得るためのプロンプトを提供することを目的としています。これにより、ユーザーは様々なAIモデルを活用して、テキスト生成や画像生成などの多様なコンテンツを作成できるサービスです。
私の目的用途とは,少しずれていますが,活用してみます。
「教えて.AI」を使うにはアカウントが必要
「教えて.AI」を使うにはアカウントが必要で,これはGoogleのアカウントで登録が簡単に済ませることが出来た。
さて,使ってみようと思ったときに,よく見たら比較を行うのは「教えて.AI」ではなく『教えてAI 一発検索』機能の「天秤.AI」の方だった。
気を取り直して,調査再開!
この「天秤.AI」は各モデル最大6モデルを1つのプロンプトで同時に並列処理することができます。
速度は「Gemini」ついで「Claude」・「GPT-4o」がほぼ同時となった。
内容については,私の主観ですが,「Claude」・「GPT-4o」の出力が,質問の意図に近い形だった。
実際に氷河期世代の副業について入力してみたが,同じ文章量を出力するわけではないので,スピードの点ではそこまで重要度は下がるのかな?本質は生成される内容の方だ!
おまけ 「教えて.AI」も触ってみた
「教えて.AI」でできること
- 無料利用: プロンプトは無料で利用可能。
- 実行例: プロンプトの実行例を掲載し、出力のイメージを提供。
- 検索機能: キーワード検索やタグ付けでプロンプトを簡単に見つけられる。
- API利用: OpenAI社のAPIを利用してプロンプトを実行可能。
- プロンプト数: 当初は約100種類のプロンプトを掲載。
どんなプロンプトが用意されているの?
- 文章生成: 文章生成に特化したプロンプトを提供。
- 画像生成: 画像生成用のプロンプトも利用可能。
- 多様性: 様々な用途に応じたプロンプトを提供。
- 専門家作成: AI専門家が作成した高品質なプロンプト。
- ユーザー投稿: 一般ユーザーが投稿したプロンプトも利用可能。
さまざまなプロンプトのアイディア・テンプレートが公開されています。一部プロンプト自体が公開されていますが,基本は紹介文や実行例を見てから,実際にプロンプトを実行する流れでした。
画像生成のテンプレートもあったので試そうと思ったら「このプロンプトは実行回数の上限に達しました。」のメッセージで使えないものもありました。・・・残念
コンテンツ作成を行うための生成AIを決める!
コンテンツ生成を行う際の生成AIはGPT-4とClaude3を使用していきます。もちろん,状況によってさまざまなAIは活用していきます。
決めては出力の精度が私の意図に近いことです。
GPTで特化したエージェントを作成し,骨子などの作成を行う予定。
Claudeでは骨子から生成された文章の確認のために検証の意味で使う予定です。
1つに絞らない事で,より私の意図に近づけることは,Geminiを使っていて得た教訓です。生成されたものはしっかり確認が必要なのは当然だが,そもそもの出力から意図しないものは時間がかかってしまう。
実際にコンテンツ作成のアイディア出しを行う!
それでは改めて記事作成にあたりコンテンツのアイディア出しをGPTに聞いてみます。
(プロンプト省略)
アイディアの部分はClaude3では以下のようなアイディアが提案されました
同じプロンプトでも出力結果は微妙に違いますね。
GTP-4oとClaude3の2つの出力をまとめる
氷河期世代の40代が「1ヶ月で20万円稼ぐ」をテーマにブログを作成する際のコンテンツアイデアを、以下の表にまとめました。
カテゴリ | コンテンツアイデア |
---|---|
1. 個人経験 | – 就職難や転職の苦労話,キャリアチェンジの体験,副業開始の経緯と成功例 |
2. スキルアップ | – 40代からのプログラミング学習法,デジタルマーケティングスキルの習得,オンラインでの資格取得 |
3. 副業 | – リモートワークで稼ぐ方法,フリーランスとして働くコツ,空き時間を活用した収入源 |
4. 家計・投資 | – 40代の貯蓄術,生活費の見直しと節約のコツ,投資初心者向けアドバイス |
5. 健康・ワークライフバランス | – 40代からの健康管理法,ストレス解消法,仕事と家庭の両立テクニック |
6. 同世代向け情報 | – 氷河期世代特有の悩みと解決策,40代のキャリアプラン,ミドル世代のネットワーキング術 |
7. ブログ運営 | – 収益化までの道のり,SEO対策の基礎と実践,効果的な記事の書き方 |
8. モチベーション | – 目標設定と達成のコツ,自己啓発法,成功事例紹介とインタビュー |
9. 時事問題 | – 氷河期世代関連ニュースの解説,政府支援策や制度の活用法,社会変化への適応戦略 |
10. 読者交流 | – Q&Aコーナー設置,読者の成功体験共有,コメント欄での積極的対話 |
先日整理された私の強みから,もう少し具体的な方向性を探ってみよう。
上の10個からチャレンジする領域を絞ります。
・財務経験に関しては個人レベルの実務なので除外。
・時事問題は資産性がないので除外。
・オンラインプラットフォームに関しては,将来的に着手の計画はしているが,今取り組む順番ではない。
- プロジェクトマネジメントの実践ノウハウ:
- ユニークな視点からの問題解決事例:
- コミュニケーションスキルを活かした副業成功術:
- ビジネス企画力で生まれる副収入策:
- 持続力と責任感で達成するキャリアゴール:
- 成功するブログ運営のプロジェクト管理:
そもそもこれを残り3週間で作成・収益化できるのか?
将来のビジョン計画になっているので,やり直し!
コンテンツ作成のToDoリストを作ってもらう
ニッチ市場の調査からそれ以降の流れを把握する。
次に,ニッチ市場の選定アイディアを上げてもらう。
この中で私が興味を持っていて知識が活かせるものは,「6.教育とスキルアップ」のジャンルで攻めます!
コンテンツのジャンルは「教育とスキルアップ」
ジャンルは決まったのでニッチ市場調査を行う。全く見えていないので,キーワードのアイディアをもらおう。
出てきたニッチキーワードのアイディアは,私も興味深い。このシリーズの趣旨を忘れるところだったので,もう一度初心に戻ると「出力された内容を実行する!」だったはずだ。
ここは,出力された15のアイディアを残り3週間で全力で作成していく事にしよう!
次回ToDoリスト
15のアイディアを記事作成にしていくための型を作成する。
- オンラインマイクロ資格
- AIを活用した個別学習
- バーチャル留学プログラム
- エドテックスタートアップ
- 社会人向けミニMBAコース
- デジタルバッジ認定
- リモートインターンシップ
- ナノディグリー
- ゲーミフィケーション学習法
- スキルベース採用対策
- デジタルポートフォリオ作成
- クリエイティブ思考力トレーニング
- テクノロジーリテラシー教育
- 異文化コミュニケーションスキル
- データサイエンス入門講座
検索ボリュームなどの調査までいきたいところだが,今日のように寄り道したら時間が足りなそう。少しペースを上げて進めていきます。
今回の学び
LLMは日々進化しているが,実際に出力してみるのが一番早い。
比較対象するなら,GMOの「教えて.AI」の天秤.AIが手頃。
モデルによって出力内容が異なる。
・GPT-4oは文章は丁寧だが本質的なところをぼかす傾向が有る。
・Claude3は的確で私好みだが,表や文章としては見劣りする(たまに,一部文字化けする)
プロンプト次第で調整できる,次回は記事作成の型としてシステムプロンプトを行う予定です。
気が付けば9時間過ぎてしまった。朝ごはん食べようかと思うが既に16時過ぎ・・・
今回も頑張った!人生サバイバル,パパは今日も元気に生きてます!